覚えておきたいインテリアカラーの基本と5つのルール
引っ越しで新しい住まいに移る時、どんなインテリアにしようかワクワクしませんか?
何も置いていないスペースにカーテン、ラグ、家具を揃えて行くうちに「あれ?何だかバラバラ…」。この統一感の無さを生んでしまったのは、配色の仕方を間違ったせいかもしれません。
インテリアのカラーコディネートもファッションと同じようにルールがあり、カラーコーディネートで失敗すると洗練されたインテリア空間にはなりません。
「ピンクが好き」「ブルーがラッキーカラー」のように、好きな色にこだわりがある場合も、色の組み合わせや部屋の目的に合わせた色の使い方を知っておくと理想的な空間を演出することができます。
まずは、色の特性を知っておきましょう。
色の知識は、多くの方が中学校の美術の時間に習ったという記憶のある方も多いのでは?
でも実生活で色について認識する機会がないので、色どうしを合わせるとなると何と何を合わせるのが正しいのかわからなくなってしまいますよね。
色は、白、黒、グレーといった色味のない「無彩色」とそれ以外の「有彩色」に分けることができます。
「有彩色」にはハッキリとした色から、くすんだ色、淡い色、濃い色と様々な色がありますが、どの色も赤、黄、青の3原色を混ぜ合わせたものです。
この3色の中間色を加え、黒や白、グレーが混ざらない最もピュアな「純色」を近い色順に並べたものが色相環です。「色相」とは、赤、黄、青の色味のことを指します。
色相環では向かい合う色が補色(反対色)となり、2つ隣くらいまでが類似色相、補色を中心に左右2つを加えた5色くらいまでが反対色相となります。
この色相環を参考にするとカラーコーディネートがまとまりやすくなります。
ベースカラーは2色から選ぶ
よくお部屋の色はベースカラーが何%で
メインカラーが何%で、そこにアクセントカラーを何%
なんて言われます。
でも色の割合をこと細かく考えるよりも
まずはお部屋のメインの色を2色から選びましょう。
ナチュラル
ダークブラウン
悩むあなたはこの2択から選びましょう!
床の色が濃いからとか明るいからとか
悩む必要はありません!
インテリアの色で部屋の印象が変わる
色にはそれぞれ性質や心理効果をもっています。まずは、色から受ける作用の理解を深めてみましょう。
緑はナチュラル。青は爽快感。紫はゴージャスなど色によってイメージが様々です。その他の色を見てみると、
赤・・・活動的、暖かい
オレンジ・・・健康的、フレッシュ
黄・・・明るい、若々しい
緑・・・ナチュラル、清々しい
青・・・クール、清涼感
紫・・・優雅、ゴージャス
ピンク・・・可愛い、エレガント
茶・・・落ち着いた、穏やか
黒・・・フォーマル、重厚感
白・・・すっきり、上品
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